strength to love by Martin Luther King Jr.

月曜日はMartin Luther King Jr Dayだったわけですが。


 


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去年のDiakoniaのクラスでキング牧師のSermon(長談義・お説教)を集めた本です。


読んでみると1960年代初頭に書かれたSermonなのに、ぜんぜん古臭くないのです。


 


まるで「今」を語るかのようなキング牧師の宗教観。


 


ということは、「昔」も「今」もそんなに変わってきてないのかもしれません。


 


さて、先日はアメリカ大統領が、ハイチや、エルサバドル・アフリカの諸国のことを「糞の穴のような」国といった暴言。


この国で一番偉いハズの人が差別的発言をなんの躊躇もなく言うこと自体ものすごく遺憾に感じます。


でも、そんな人を選出したのはこの国のマジョリティーなのです。


たまにFaceBookで知り合いが違法移民達の所為で、アメリカ国民のための予算がないとか、


昔の祖先がアメリカに来たときは福祉はなかったから今の移民には福祉は必要ないとか。


 


いう記事を配信したりしますが、ナンセンスです。


どうしてここまで自己中心的な意見がでるのでしょうか?


頭のいい違法入国の移民が大学の奨学金がもらえて、低所得層の普通の白人アメリカ人の生徒がお金がないので大学に行けない。


そうでしょうか?


確かにその福祉を利用して悪事をする人も少なからずともいるでしょう。


そういう人達だけではなく、本当に命からがら、貧しさから・暴力から逃れてやってきた移民だってたくさんいるのです。


その人達がほんのすこしだけ良い生活を求めて祖国を捨てる思いでやってくる。


弱きを助けるという心は一体どこに行ってしまったのだろう。


 


 


彼のI have a Dreamのスピーチも素晴らしいものですが、この本なかのお説教も素晴らしいです。


 


 


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