トランプ氏再選

投票日当日は接戦になるであろうと思われていたが、雲行きは怪しく・・・そのまま就寝して・・・

朝のアラームなってスマホでNY タイムズ紙をチェックしたら↓

“Storms back" – 再び猛威を振るう / 力強く復帰する “Stunning Return to Power After Dark and Defiant Campaign" – 暗闇と挑戦的な戦いを経ての衝撃的な権力復帰


一瞬目を疑ったわよ。2020年はバイデン勝利で朝を迎えて胸をなでおろしたけど。起きたとたんめまいを覚えましたわ。


 

 


 

Blue Wall Stateと呼ばれる通常民主党の安全州が真っ赤。

ヒラリー氏の時よりも差が広がっていた。ヒラリー氏の時も接戦で勝つであろうと言われていたが、今回も同じような報道の前置きで、やっぱり思っていたよりも差が開いたという。しかも今回は国全体で右寄りにシフトしたという事で青が赤にとなったよう。

更に上院も赤。下院赤になりそうなので最初の2年は政策を通しやすいというなんとも皮肉な設定だ。

ここまでバイデン政権は嫌われていたのか?と思われるほどである。

でも、経済がトランプになったらよくなるとか、インフレを何とかしてほしいとかいってトランプ氏に入れましたとかという人が圧倒的に多いのだが、トランプは関税を一律10%に引き上げて中国には60%つけるとか言っていますが、このことが本当に施行されれば、商品の原価が今よりほぼ6割増しになるので(ほとんどの物は中国産の今日この頃)ほんとにトランプ氏の政策について理解してんの?

いろんなことが起こりそうだけど、悪知恵を働かして抜け穴を見つけて、自分の都合が悪い風が吹いたら誰かの所為にするんだろうな・・・と先が思いやられる思いです。

ともあれ、これだけ現政権から「CHANGE」変化をみんなが望んでいるという(?)ところの人をトランプ氏のごり押しの自信で労働階級の人達は経済がよくなると妄信させられて票を投じた人が多いらしい。

ソーシャルメディアの所為が絶対あると思う。というのもトランプ氏はツイッターから締め出しをくらった後、独自のプラットフォームでメッセージを届けてきた。 以前なら、ツイッターで彼のバカぶりが目立って嫌気がさしていたものだが、締め出しくらって私は静かになったなと思っていたが、これは逆効果だったのではと思う。 ツイッターでなら一応嫌でもコメントにほかの意見だってついてきたりするので、少なくても反論側の意見もスレッドに入っていただろう。だけど、それもなくなったプラットフォームで妄信的な情報を受ける信者にほかのメディアの言っていることが真実だとは思わないだろう。 そして、アルゴリズムで選ばれてくる情報は、推しの情報しかはいってこないから、反対側の意見や見解は一切入ってこないのである。私だってトランプの広告はFacebookにもインスタにもめったに出てこないけど、ある意味情報を興味のない相手に伝えるという手段の難しさ。

そして自分の非を認めないトランプ氏の態度を延々に見続けたら、間違いも正しいものになってしまうのではないでしょうか。

いくらテレビのCMで彼の間違いを指摘するようなものを流したとしても、どれだけの人がCMを見ているかなのよね。

ここぞとばかりに疑惑を植え付けて選挙に不正があったと、一般の人に終わった選挙のボロを見つけるように指示するポッドキャスト。それによって政府への不信感をさらに高めさせた。 皮肉なことに選挙管理委員は共和党が握っているにもかかわらずだが、選挙機関=現政権と結び付けて陽動した共和党。地道な努力。それは前回の選挙が終わってからすでに始まっていたのである。トランプ氏はすでに再選に向けて4年前から諦めず準備をしていたことになるわけだから、それも言いようによってはすごい執念である。というのも自分が再選されなければさらに訴訟されるであろうし、それはこの国のためというよりかは、自分を救うための執念なのだが・・・・。

最後の方はそれもみんなすっかり忘れているところがすごすぎる。

まるで、薬物中毒の人が何度も何度も薬のために真顔でウソをついてまわりを言いくるめるかの如くである。

今日は、何故かNar-anonの集会に出ていた時の自分を思い出していた。

当時旦那が真っ当な人になることを夢見て、何度も裏切られ、それでも一緒に居た自分。

共依存とでもいうのでしょうか?
離れてしまえば、いっそ楽になるのにどうしても離れられない。裏切られてもひどい扱いを受けたとしても、その人は良い人なんだよという・・・。そう、薬の所為で彼は悪い人になっているだけで、薬さえなければいい人なんだと自分自身に言い聞かせて、その人の改心を切望するのである。

だけど、もちろん私には他人の心なんでどうすることもできず、ずっと裏切り続けられて愚痴を吐き出す場所なのであった。

変にその人の事を庇う。とか今となって考えたら、変な心理である。

その集会のテーブルの上には自分に言い聞かせたい言葉を書いた札をいつも置いていたのだけど。

Don’t worry about the future that has not even come yet.  (まだ訪れていない未来のことを心配しないでください。)

One day at the time (一日一日を大切に。)

How important is it? (それどれだけ重要なの?)

これを言い聞かせて自分を落ち着けた。そう、その時になるまでわからない。

こんな国の国民になったことを後悔させないでください。アメリカよ。

今朝の通勤はどことなくみんなうつむいていて空気が重かった。さらに、電車はいつもより本数が少ないように感じるくらい人が多かった・・・。「ん、わかってる!いわないで」の雰囲気がどことなく流れていましたね。

ま、結果でて幸いなのは、直近で暴動は起こらないだろうということだけど。

カオスはじわじわと、全世界を巻き込むのであろう・・・・。


娘の将来はNY州にいる限り、大丈夫だと思いますが。

死産なのに堕胎手術受けられず命を落とす女性たちがなるべく出ないことをお祈りします。

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