My Black is beautiful
昨日の朝、このコマーシャルを見て、衝撃的だった。
P&Gはご存知大企業だ。
商品を売るためのコマーシャル。 でもこんな母親として子供を案じるコマーシャルを見たら泣けてしまった。
小さい女の子とお母さんの会話。
(mom) Who said that?
誰が言ったの?
(daughter) The lady at the store.
お店の人。
(mom) That’s not a complaiment
それは褒め言葉じゃないわ。
小さい男の子とお母さんの会話。
(mom) It’s an ugly, nasty word and you are gonna hear it
Nothing I can do about that
But you are not gonna let that word hurt you.
とても醜い嫌な事でそれをあなたは聞ことになるわ。あなたには何もできないことだけど、その言葉に自分を傷つけさせないで。
若い男の子とお母さんの会話。
You got your ID
身分証もった?
– Yeah
はーい
in case they stop you?
もし(警察に)呼び止められたら?
若い女の子とお母さんの会話。
(mom)Now When you get pulled over…
今(警察に)車を止められたら…
(Daughter) Mom I’m a good driver. OK?
ママ、私は良いドライバーだから大丈夫?
-Hey
-Don’t worry
心配しないで
-This is not about you getting a ticket
This is about you not coming home.
これは交通違反のチケットのことじゃないの。家に帰って来る事なの。
-I’m gonna be OK… Right?
私は、大丈夫よ….ね?
(mom) OK, baby
Daughter) OK
最初の小さい女の子とお母さんの会話。
You are not “Pretty for a black girl"
You are beautiful, period.
私は、「黒人の女の子にしては可愛い」じゃない、
貴方は、美しい。って事なの。わかった?
Don’t ever forget that.
絶対、忘れないで。
今、このタイミングで、このコマーシャルを見て、衝撃をうけた。
Google でこのコマーシャルを検索したら、実は、2017年からこのコマーシャルは配信されていて、このYouTube’s 動画は、2019年に、アップロードされている。
でも、私は2017年にはこんな衝撃を受けなかったであろうと思う。
普通に虐げられている人達。その事を考えたことなかったから。
私は恵まれているほうだ。「日本人」というと有色人種でも贔屓目に白人たちには扱ってもらえることの方が多い。
でもこのPandamicでクレイジーな人達から迫害に会う事はあっても、一時的な物であり差別された事自体あまりないような気がする。(されていても気が付かないほどなのだと思う。)
うちの娘なんて容姿がモロ白人なので、迫害には合わないだろう・・・。おそらく。
アメリカはいろんな意味で難しい・・・。いろんな人がいて。
でも、基本的は、誰でも20ドルの偽札容疑で、警察に殺されてはいけない。
白人では起こらないとけど、黒人になると起こる。
ココが差別なわけ。
何故殺した?
黒人が薬中だったから。
それは殺す言い訳にはならない。
白人だって薬中で同じことしたってきっと殺されない。
だけど黒人さん達なら、ありうる。
高校のやんちゃ組だってそうだろう。
白人ならマリファナ所持でもきっと見逃してくれるだろう。
(今は法律が変わったので所持くらいではしょっ引かれないのだけれど・・・。)
黒人ならおそらく逮捕されて、前科付きになるであろう。
若気の至りもスタート地点で差別されている。
昔、刑務所にいる96%は黒人だ。
と聞いたことがあった。
昔は「ふーん」それなら黒人さんたちが負の連鎖に巻き込まれるのは自業自得だと思った時もあった。
でもそれは、白人は見逃してもらっているから小さな罪では逮捕されてないので白人人口が少ないのでは?
という事なのだ。
見方を変えると解釈もぐんと変わってくる。
そういうのに、何気なく気が付かないように、物事が変わらないように・・・心地のいいところから変わらないように・・・とそういった雑音を聞きたくないという気持ちはわからないでもない。
でも、無視することによってさらに犠牲者が増えるのだ・・・。
こういう世の中は変えなくてはいけないのでは?
と思うのでありました。
黒人さん達がこんな会話しなくても大丈夫な世の中になってほしい。
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