Isn't it ironic, don't you think? 皮肉じゃないですか

2021年1月21日

 


今週は、アメリカ政治界のパワーバランスが一気に変わった。


 


パワーバランスがまず変わったのは火曜日のジョージア州のRun Off 選挙の結果が民主党に傾いたのがきっかけに、1月20日以降の共和党のパワー激落ち決定になった瞬間から、民主党にパワーバランスが傾いたのは明らかだけど、トランプ氏の取った行動はまさに自分で自分の首を絞める行為だと思った。


 


それまでは、あとたった2週間弱で政権交代が行われ、彼の任期は終わり、


このまま何もなければ彼はツイッターの88Millionのフォロワーに2024年の大統領選挙に再選をするために、共和党出馬としてこの先4年もの間ジョーバイデンの政治を酷評し、自分にたてついた政治家はすべて血祭に挙げてるというストーリーが出来上がっていた。


そのリベンジ的なツイッターでの報復が恐れた共和党議員は、まるでWalk on eggshells (トランプ氏の機嫌を損ねないよう)行動に最新の注意を払っていたわけだけど・・・。


 


大統領のサポーターを自分のサポーターにもつけたいと欲のある共和党議員。Ted Cruz テッド・クルーズ (TX)とJosh Hawley ジョシュ・ホーリー (MO)上院議員。


各州で認定された票に不服があると申し立てたわけなのだけど、ずばりこの議員さん達の州ではない他州の事に連邦はとやかく言う権利は無いのだけど、Ted Cruzはアリゾナ州、Josh Hawleyはペンシルバニア州の選挙のしかたに不服があるといいだした。


下院でのHouse of Representive たちが結果に異議してもそれに賛同する上院議員が居なければ、選挙人団の数の認定の意義は却下されるのだが、この二人が異議を申し立てたことにより、アリゾナ州とペンシルバニア州の認定の際に2時間以内の討論会が開かれることになり、認定作業が遅れたわけなのだ。


 


トランプ大統領は大規模なラリー認定の儀式の前に行った。


その時にサポーターに国会議事堂に向かって歩こうと示唆した。


トランプ氏の個人的な弁護士ジュリアーニ氏は、Trial by Combat(戦闘による裁判)だとまでラリーで呼びかけた。


 


で、結果。


水曜日は認定中に暴徒が国会議事堂になだれ込み、大変なことになったわけで・・・。


 


以下 Jiji.comの報道を引用します。(https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010701108&g=int)


 


トランプ氏、破滅的終幕 暴力に訴え米史に汚点―支持者、議会乱入


 


2021年01月08日07時06分


 【ワシントン時事】トランプ米大統領支持者による米議会乱入は、政権移行の民主手続きを暴力で妨害した点で、米民主主義の歴史に大きな汚点を残した。トランプ氏はあおり続けた支持者の不満と怒りを自らの政治的願望に利用。世界を振り回した政権の破滅的な最後を印象付けた。


 ◇「強さ示せ」
「議会に行進し、勇敢な上院議員と下院議員を激励しよう」。トランプ氏がホワイトハウス近くの広場で開いた集会で支持者に呼び掛けると、数千人が2キロ以上離れた連邦議会議事堂に行進し始めた。
大統領選でバイデン次期大統領の勝利が確実となった昨年11月7日以降、トランプ氏は「選挙が盗まれた」と訴え、50を超える訴訟を各地で起こした。インターネット交流サイト(SNS)上の陰謀論を増幅させながらも、その闘いは辛うじて民主主義の枠内に収まっていた。
だが、この6日の集会でトランプ氏は「弱さでは私たちの国を取り戻すことはできない。強さを示さなければならない」と支持者に訴え、暴力をそそのかした。
◇忠臣の離反
政権の末期を象徴したのが、ペンス副大統領とマコネル共和党上院院内総務という、トランプ氏を忠実に支えてきた2人の離反だ。
大統領選の結果を確定する6日の上下両院合同会議で議長役を務めたペンス氏は、バイデン氏勝利を覆すトランプ氏の要求を拒否。4人が死亡したと伝えられる議会乱入後、トランプ氏支持者に対し「あなた方は勝てなかった。暴力は決して勝てない」と公然と非難した。
マコネル氏も乱入直前の演説で、大統領選の結果をめぐり「有権者も、裁判所も立場を明らかにした。もしわれわれがそれを覆せば、国家を永遠に弱体化させる」と語気を強めた。
この日結果が出た南部ジョージア州での上院選決選投票で、共和党の2候補は敗れた。マコネル氏は上院の少数党トップになり、権限は大きく制約される。残り2週間で政権を去るトランプ氏に忠誠を誓う理由はもはやなくなっていた。
◇続く分断暗示
バイデン氏はトランプ氏に事態収拾を求めた演説で、トランプ氏支持者を「真の米国を反映しておらず、私たちが誰であるかを表していない。私たちが目にしているのは、無法行為にいそしむ少数の過激派だ」と断じた。
6日夜に再開した議会の審議では、共和党議員からもトランプ氏支持者の行為を非難する声が続出した。ただ、2024年大統領選への出馬が取り沙汰されるテッド・クルーズ、ジョシュ・ホーリー両上院議員は、バイデン氏勝利への異議を表明した。民主主義のもろさを浮き彫りにした米国の分断が、トランプ氏が政権を去っても容易には解消されないことを暗示する光景だった。


 


***引用終わり***


 


これは、トランプ氏に絶大な権力をもたらしたのは憲法に基づいた民主主義という礎を、自らその象徴である国会議事堂にその民主主義で基づき選出された新しい時期大統領の認定式をしている国会議事堂に自分のサポーターをけしかけアメリカのアイデンティティである民主主義に攻撃を仕掛けた!ということで


クーデターだといわれ、


Sedition(教唆)insurrection (暴動)


 


ようやく、認定作業に戻ってから、異議を申し立てようとしていた上院議員も考え直した議員も異議を取り下げた。


 



 



そして、トランプ氏はツイッターで就任式に出席するつもりはないと発表するやいやな、ツイッターはアカウントをシャットダウン。さらにツイッターで情報が拡散してまた暴徒が起こるのを懸念したためのようだ。


 


そしてトランプさんはツイッターもFacebookのアカウントを失ったわけで・・・。


これも、結局のところ大統領はソーシャルメディアの「メガホン」を失った。


サポーターに直接自分の言いたい放題言いたいことを伝える手段を無くしたトランプ氏。 


 


リベンジ的コメントをあおられる心配もなくなって、ほっとした政治家は多いハズ。


 


下院のPelosiペロシ議長は、トランプ大統領は乱入をあおったとして「大統領職にとどまるべきでない危険人物」として憲法修正25案に基づいて解任するようVPのPenceに要求しているけど、ペンスは応じないといっていたようだけど、どうやら、そのごペンス副大統領とトランプ大統領は一切連絡を取り合っていないらしく、ペンスはもしかしたら応じることもありうるようだ。 


 


でも、続々とトランプ氏への避難が上がっているのと、、ジョシュ・ホーリー上院議員はパブリックエネミーNo.1になっている。


 


共和党も苦しいところだ。トランプサポーターは共和党が唯一大統領になれる選挙法=大統領選挙人団選出する陣取り合戦で勝利したバイデンの認定式を反対したら、アメリカの選挙に疑問を持ってしまったらアメリカのアイデンティティーが崩れてしまうのだ。


 


トランプ氏は大統領の任期が終われば沢山の問題が山積みな上、今度はソーシャルメディアで世論操作もできなくなった。


かなりの痛手である。あと、ほんの少し譲歩していれば彼は88ミリオンのフォロワーに影響力を持つ脅威的な政治家で2024年の再選も可能であっただろう。でも、彼の身勝手さは今に始まったわけではないが、ほんとに大馬鹿で身勝手野郎で、こんな人が4年もこの国の舵を取っていたなんて・・・かなりのダメージをアメリカという国に与えたのに今更だけれども気が付かされた人も多いのではないだろうか?


 


トランプ氏に好感を持つ人はまだまだ驚くほどいた。


潔く負けを認めるのが伝統的な大統領なあり方であるはずなのだ。自分に投票してくれた人だけしか見ない大統領。


 


自分以外に投票した人達の事を考えれば潔く退陣するのが伝統だ。ここはアメリカ。


 


民主主義の国で、バイデンが票を沢山獲得したのだから。


 


その多数決で、バイデンに投票した人達もアメリカ人だ。その人たちの面倒も大統領は考えなければならないのが彼の仕事なのに。


 


これで、いくらかの人は11月にトランプに投票して恥と感じるひとは多いのではないだろうか?とおもった一週間でした。


 


パワーバランスが変わって、トランプ氏の扱いが楽になっているのは明白だし・・・。


911のテロの後、アメリカは一丸となって団結したものだ・・・それに似たものは少し起こりつつある。


後にこのクーデターは一体何の名前で歴史にのこるのだろうか? 


 


諸行無常とは・・・まさに。


insurrection (暴動)of 2021???? 


 


 


 


Jiji.comのコラムがトランプ氏のごね続ける様をうまく書いてあったので、リンクを貼っておくことにする。


 


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