アメリカのチップについて
日本はチップ制がない。
チップ制がないというのはいい事だ・・・。日本に帰ると本当にいつも思う。レストランに行ってもメニューは税込みの値段で定時されているし、チップ制はないからほんとにメニュー見た値段そのままコッキリを払えばいいというのがいいところだ。
最近の円安で日本で飲み食いすると安いと感じるのは円安だけではなく、アメリカの勘定の仕方にもよる。
日本でメニューに1100円と書いてあったら1000円が本体価格で100円が消費税。で、それだけ払えば終わり。
アメリカ(NY)だと、メニューに10ドルと書いてあってオーダーして食べて勘定を頼むと
10ドル
プラス消費税(8.875%) 88セント
合計10.88ドルを請求されます。
そして、さらにチップを置かなければいけないのです。昔の定番は15%ですから1.5ドルなので大体消費税の2倍おいていけば大丈夫でしたが、最近では18%~20%が普通のようなので、2ドルとすると合計は12.88ドルになります。
だからアメリカでは、見たメニューの価格から大体3割増しの値段を払う気持ちでいるのですよね。
でも消費税NYは私がアメリカに来てから消費税率は変わってないので、すごいなーと思います。
ちなみに何故チップを置くのか?
ということですが、アメリカでは最低賃金の基準が2つあり、チップをもらう人の最低賃金は各段に安くなります。
今NYCの最低賃金は15ドル (NY州のサイトから抜粋)

ファーストフードの就労者も15ドルなんですよね。

で、サービス提供でチップをもらう方たちの最低賃金は5ドル安いわけですよ。
もし働いてる間に、チップなかったらお店はこのチップ分を負担しなくてはいけないという決まりがあるのです・・・。
でも、このチップを受け取れる人。というのはちゃんと定義が決まっていて、直接お客様と接する人とか、決まりが決まっていて、大昔私が、日本食レストランで働いていた時、なんだかんだで、1割キッチンバックといって、キッチンの人達にお礼の意味(?)で強制的に持ってかれたのは、違反なんだなと。(彼らはチップ申告していない。と思う。)
私達は、チップを申告し、最低賃金。(当時は、確か3ドル 通常の最低賃金は、6.25ドル)からチップにかかる税金と、賄い費用を差し引かれて、給与は、全然支給がなかったし、税金は十分カバーできてなかったから追徴とられる羽目になったし・・・。(しかも学生でNon-Residentだったので超税金かかる。)
ま~。昔のことはいいとして。
で、キャッシャーで働く人はちゃんと最低賃金をもらっているハズなの・・・例えばマクドのカウンターで働いている人はチップもらいませんし、マクドもチップを置きますか?なんて質問は一切しない。ありがたいです。
ちなみに、チップをもらいだすと経営者がそれを給与に含めて計算しなくてはいけないし、いろいろ面倒なのだよ、実際。
ま、コロナでみんな大変だからってチップ、チップと「Generous」にチップをあげるもんだから・・・。ちなみにGenerous とは優しいという意味だけど、寄付をする慈悲深いと言う意味で使われます。
もーどこ行ってもチップチップでたまに嫌になる。 え?カウンターサービスで払うんですか?みたいな。
なんか理不尽。でもあげないと、ケチ臭くて私的には嫌。(私、意外に見栄っ張りなんで🤣)
チップ払っても気持ち悪いので、買い物したくなくなるというのが私の本音。
久しぶりに通勤して、グラセンのマーケットで、自分にご褒美という言い訳で

ひっさひぶりにアーモンドクロワッサン・・・。
6ドル75セント。
きゃ~。高~~~~~😂
そしてSquare Upのポスシステムつかってるから、決済の時に「チップはいくら置きますか?」が・・・
1ドル追加で7ドル75セント・・・。
美味しいか・・・というか、前のような衝撃的な美味しさは無かったけど、チップの画面で多分美味しさ2割減って感じかな?😬
でも、多いんだよね~こういうとこ。
ああ・・・物価高いNY。
さらに高く感じてしまう・・・。
まあ、このチップが誰かさんをちょこっとだけハッピーにしたんだと思えば・・・。ではございますが。
ビンボー人には痛いですわ。チップ。
マクドで、チップ聞いてこないあたりが、本当ありがたい。
あゝ、私って古い考えなのかしら。
気にせず置かなければいいのだけどね。
チップは、気持ち。だから。
でも頼まれると、断われない性格。
心労が😓
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