国籍喪失届

今日はニューヨークの領事館に「国籍喪失届」なるものを提出してきました。

ようやく日本も開国してきたので、そろそろ大丈夫かなと。

父が亡くなり家の名義変更などしなくてはいけないので国設喪失届を出して準備することにしました。

世の中には二重国籍のままにされている方もたくさんいますし、実際取り締まる法律はないので、喪失届は出さなくても平気よ!と言ってくれる人もいたのですが、頻繁に日本と行き来している人には問題ないのでしょうけど、私はそんな行き来を自由にできるほどお金持ちでもありませんし、日本を行き来するのが必要な仕事にもついてないので、住民票を日本に移してそのままっていうわけにもいかず。

私はどうも法律に反する事とかするのが、内心後ろめたいバカ正直な性格なので、喪失届を出すことにしました。

娘が生まれてから20年、2重国籍がいつか許されるかもと期待しましたが20年たっても変わらないということはおそらくこの先20年は変わらないだろうと思ってしまったのです。

ま、喪失届を出す前に日本に帰って住民票入れて日本で暮らすのなら、きっといいのだろうけど、やっぱり私はアメリカで仕事をして生活するのが私にとって普通なので、それもかなわないかな・・・と。

あと日本もマイナンバーとか結構デジタル化がすすんでますし、なんだかんだとメンドクサイし、日本で書類を書く度に思うのですが日本の書類ってどうしてこんなに難しいんだろう・・・。って思うとつい、ヘタレな私は日本では老後はやってけないなと思ってしまったのです。

友人には15年後にはきっとまた日本で老後をとか考えるから、考え直した方がいいとか言われたのですが、コロナというせいもありましたけど自国民さえ受け入れない国にいつも日本に無事帰れるのだろうか?と考えるのもなんか自分の国じゃないような気がしてしまって・・・。日本に帰るといつも外国人みたいな気分だったし、老後はやっぱりアメリカに居るんだろうなと思うから、娘がこっちにいるんだし、あわよくば孫もアメリカ人なんだろうし・・・と考えるてアメリカ市民になりました。
あとは選挙で投票したいというのも一つの理由です。


確かに日本に行くのは楽しいです。 旅行で行くのは楽しいです。

でも実際毎日、日本で仕事をして生活費を稼いで生活していくとなるとできるのだろうか?と思うととても不安です。
アメリカでは日本に比べてお給料は良いので、日本で50を超えたおばさんがパートで稼ぐような金額では私は生活していけないし、パートナーはアメリカ人で日本にも行ったことのない人だし。ただでさえ、敬語ができないアラフィフのババアなんですよ~。ホント。日本では絶対仕事みつけられないと思う。

日本には定期的に行けるくらいで・・・って感じでしょうか。それよりも他の国にもいきたいんですけどね・・・。

領事館に行って届をだして、終わったとおもったら、その届け出に、長女の母の名前を漢字ではなくカタカナに変更してくださいという旨を「その他」の欄に書いてくださいと頼まれました。 娘は日本国籍あるのでその戸籍の欄に載っている私の名前は漢字で書かれているのですがどうやらカタカナで書くことによってアメリカ人として区別するためらしいです。

 

急に、日本の国籍から抜けることによって自分の名前、漢字の名前が公文書の世界ですが、世の中から消え失せてしまった。というのがどこか寂しいと言えば寂しいです。 両親が付けてくれた名前に選んでくれた漢字。私の名前の漢字は読み方が珍しいのだけど、

私の名前。英語になっちゃったんだなぁ・・・と。

処理は大体一か月したら終わるそうです。

こんど日本に行くときは私は外国人です。
ま、3か月以上いるわけでもないのでお客さん気分で日本にいきますので。
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